10月中盤。急に寒くなりましたね。流石に体調崩しそうですが忙しさがそれを許してくれない...ボヤいても仕方無いですね。
先月入れたLH35が軌道に乗ってきたので早速レビューです。
まぁ中古機あるあるで初っ端から「あれが無い、これが足りない」と言う洗礼を受けました。
オークマのサービス二人で一日半+四人で半日かかってやっと動く様になりました(;´Д`)
ハード的には良い状態で所謂当たりとも言える状態でしたが、色々な装備品や電気関係で思わぬ苦戦。
ですが1,500パイプを端から端まで削って円筒度は0.05以下、変なテーパー(テーブルの片減り)も無い感じでした。これは本当に良かった。
1,200回転で回しても振動少なく、機械的には良い物が買えたと思えます。
この旋盤用に内径バイトホルダーの図面を引いていたので製作。
サンドビックの超硬防振が掴めるようにスリ割入れて...
強引www
一先ず付きましたが重すぎて刃物台が上手く回らん笑
仕方ないので内径切削のみの工程で組んで...
うんうん良い感じです。パイプ面長1,500以上あるので、この工程だけでも結構な時間短縮が実現してます。上手く刃物台が動けばかなり良さげ。
んで刃物台のクランプタイミングと旋回スピード調整...これがネジ回して調整すると言うアナログさwww
・・・完全覚醒!笑(撮ってたのどっか行っちゃった^^;;)
いいですね~
鉄のパイプもご覧の通り。
バランスOK!無修正で片面1g強なら上出来過ぎる。
今まで1台で加工行って来ましたが、2台体制でイケる確信持てました。
チップコン、カバー、周りの作業環境、切削油の飛散対策が緊急の課題ですが、とりあえず加工の方は進める事が出来て一安心です。
使用感か...
全て準備されてる最近の機械に比べ、古い機械は真逆。ほぼ全て自分で構築する必要があります。使い手によって使い勝手が変わる...当たり前っちゃぁ当たり前なんですが、最新の機械は人の手が入る余地がかなり減った感じです(その変わり結構便利)。
古い機械は自由過ぎて、ある程度機械慣れしてないとフルに性能発揮させるのは難しいかもしれません。けど、そこに面白さがあるんですよね。
まぁ、すっかり新しい機械に慣れた鈍った体に古い機械は新鮮でした笑