オークマ立旋盤(V920EX)レビュー

9月も一週間経ちます。
早いですね~。メチャ暑!!って事も無くなり、着実に季節は進んでます。
少しづつ新事業に取り掛かっています。
立旋盤(V920EX)のレビューと言うか使用感書いてみます。

スピンドルが細くて「ん?大丈夫?」と思いましたが、そこそこ削れてます。
ミーリングの方は、まだあまり使って無いので何とも言えませんがER50と言う大きいコレットを使うので、この辺は要注意です。

実際使い始めると「あ~ここの仕様はこうすべきだった」等が出てきますね。
数がある仕事の時に役に立つし、後で変えられないと思って36″油圧チャック仕様にしましたが、やっぱり多品種小ロットの場合は面板仕様や単動4爪の方が良かったかもしれません。
まぁ抱かせれば良いんですが、36″チャック用の生爪って無いんですよね...(取り付け可能な爪がJBから出てますが、実際は違うチャック用。)

意外と機内が狭くて汎用性が発揮できない。紛うこと無きカタログスペック。当たり前っちゃぁ当たり前なんですが、オークマの普通のNC旋盤だともう少し余裕があって、色々と裏技が使えるんですが、この機械に関しては余裕が無いです。省スペースの利点がウリの立旋盤ですし仕方ないっちゃぁ仕方ないか?(でも結構ギリギリなんです。)

外装に当たりそう

ギリギリと言うとツールの干渉もギリギリと言うか、この辺は良く考える必要あります。
隣同士の配置だと干渉しますね、これ。
特に外径に対して内径が小さい場合、内径のバイト突き出させてると爪にぶつかります。(一個飛ばしでも危険)
ミーリング仕様故にタレットの真ん中が50mm程度突き出ているんです。
これがまたイヤらし~(;´Д`)。

う~ん...結構クセあるなぁ。

大きさゆえに油圧チャックの影響が大きい。反応するギリギリの圧で把握しても0.01は浮き上がる。この辺はもう面倒みるしか無いですね。
面板付けて、置き爪にした方が良さそう。もしくはカネテックあたりの6爪も面白そうです。(はじめからそうすれば良かった)

それと最近の機械の例に漏れず、謎安全機能。
結構近くで回るし大きいので、開けた状態で100rpmで回してもメチャ怖いです。
裾等が引っ掛かって巻き込まれたら死ぬ奴ですが、回せちゃう所が「どの辺が安全機能?」と思っちゃいます。
これは本当に気をつけないとダメな所ですね。

いずれにしても、アレコレ考えて進めていくのは面白いです。
当分楽しめそうです。


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