青田買い

10月。忙しくやらせて頂いてます。ありがとうございます。
うちの人材不足は相変わらずですが、人を余らせるには余剰の力が必要な訳で、頭数が少い状況では意外と身の丈にあった状況なのかもしれません。
ただ見積り遅い&お断り状態で本当にすいません。
最近は、試作の問い合わせが増えた様に思えます。プロジェクトの準備段階を経て、実際に動き出している案件が多いのかな。
「やってる人（会社）が辞めて出来なくなったので」と言う問い合わせも多いですが、試作の加工屋を探していると言う問い合わせが増えてます。

現在数件の試作案件が進行中。
そんな中で仕事は切れずにいただけているし、人手は足りないし．．．もうどうしようも無く、一部見積り有料化させていただきました。
お断りされるかな？と思っていたら、応じてくれる会社さんが現れてきました。
ただ、全部が全部有料化するのも違うと思うので、この辺の見極めは必要かもしれません。

実際に「この図面だと1枚5,000円ですね」と伝えるのはドキドキしましたが、これを受けてくれる会社さんは時間の大切さと加工の事を解っている方ですよね。腰が引けるような図面で「とりあえず見積り」と言うような案件も減るし、誠意には誠意でお応えしたいし気持ちも乗るのである意味良い反面、断れなくなるので忙しは増す訳です(；´Д｀)。（まぁ無駄な無料（タダ）働きは嫌なモンです。）

これが通ると言う事は、やっぱり人材不足は深刻なんですよね。
他社さんを見回しても、40以下は居ないと言う会社さんが多いし、若い人が居ても30代。20代は全然居ない会社さんが大半な様に思えます。
会社が個人（若い人材）を囲い込むのと同じ様に、大きな会社が加工出来る会社を囲い込む必要がある。この認識が強まっている様に思います。
当然我々としても長く貢献出来る様に努力が必要です。（なので、気持ちよく囲ってくれると有り難いですwww）

まぁ冗談置いといて、会社が従業員に手厚く接するのと同じ様に、会社対会社の場合も今までの「上から下への通り一辺倒な流れ」では無く「互いを尊重して良い道を探る」段階へ来ている。我々零細もただぶら下がっていくだけでは無く、選ぶべき力を付けて相対する気持ちと実力を持ち続ける事が大事ですよね。