お金の話し2

起業するに当たって、一番気になるのは「上手くいくか?」ですよね。
結局上手く行かせるには「お金」の計算がきちんと出来ているか?って所が凄く大きいと思います。

「上手くいっている状態」とは、シンプルに考えると利益が出ている状態をキープ出来ている状態の事ですよね。
起業するにあたって「起業前の給与水準は落としたく無い」と考える方は多いと思います。私もそう考えてました。
大体50万位だったので、諸経費140万+給与50万=190万。残り10万は長期払いの返済や万が一の為の貯蓄となると月200万売上ればOKって具合です。

私が独立した時に使った資金繰りのエクセル。


最初は個人事業主で起業したので、それ(青色申告)用です。
項目は色々あると思いますが、金属加工会社なら大体こんな感じで作れば良いと思います。
ここに準備してきた予想される数字を入れて、最終的な経常利益が長期払いの返済額を上回ればOK。独立前の心を穏やかにしてくれますw(エクセルは万能ですね)。
私自身、何度も何度も入れて確認しました(;^ω^)。

零細やベンチャーの場合、5年以内で潰れる確率が凄く高いと言われますね。そうなると、5年以上継続出来れば成功と言えるのかな。
きちんと準備していれば余程の事が無い限り、5年で潰れるなんて事にはなりません。

実際、一旦起業すると未経験の事が目白押しで、成功?失敗?なんて深く考える暇が無いです。ガンガン負荷が掛かる事で成長出来るし、様々な初体験を経る事で更に武装出来る訳です。
起業~5年位が一番楽しいかもしれません。0から起業すると、自分自身が世間に通用するって感覚を強烈に味わえます。技術職だとそれに加えて自分の腕が上がってると言う感覚を直に感じられます。楽しいです。

コロナが段々と落ち着いてきています。様々な不確定要素はありますが、今までコロナのせいで調子が悪かった業界も復活してきている。と言う事は、その業種の求人も増えていると言う事です。既に売り手市場の最盛期に近い雰囲気が出て来ています。
仕事量が増加傾向な時に人手不足な訳で、現状の金属加工会社(零細、中小)はかなり忙しい状況です。多くの会社で設備投資の機運が高まる中、機械を揃えるにはあまり良いタイミングとは言えませんが、起業するタイミングとしては悪く無い様に思えます。(もちろん事前準備が出来ている前提です。)

うちも中々良いタイミングで設備投資出来ましたが、ここまでとは予想出来ませんでした。(もう一台欲しい...)
ただ、行き過ぎた設備投資は会社の首を締める事にもなりますよね。
お金の流れを今一度整理し直して、次の局面に備えたいです。


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