挨拶

昨年入社した社員は二年目に入って、多少安定感出てきました。
ここまで色々ありましたが、本人の勤務態度は良好で他社の方々からの評判も上々です。
他社の方が何で評価してくれるか?と言うとやはり挨拶でしょうね。挨拶の良し悪しは思っている以上に影響あります。実際新入社員の主な仕事の一つって挨拶だと私は思っています。
良い挨拶(きちんと相手に伝わっている挨拶)は、本人と会社の両方の評判を上げてくれます。

仕事の本質の一つに「お客様の期待(期待以上)に応える」と言う事があると思います。
お客様が仕事の業務面(うちで言うと製品の製作)で新入社員に期待している事は少ないと思います。
では何を期待しているか?と言うと「活きの良さ」が挙げられるのでは無いでしょうか?
「新入社員は元気がある(あった方が好ましい)」とお考えのお客様は意外と多い様に思います。その期待に応えて、活きの良い所を見せるのに挨拶はうってつけ。これだけで顧客の期待に応える事が出来る。顧客満足、新入社員本人の評価、会社の評価を上げてくれる三方良しの仕事な訳です。初仕事の成果としては本当に大きいですよね。

思えば9年目の社員も新人時代は「あの子は挨拶が良いね~」と良くお褒めの言葉を頂いてました。8年経った現在も彼の事を気にかけてくれるお客様は多く「あのオドオドしてた子が立派になったよね~」と言っていただけます。(ありがとうございます)

これは本人の資質もそうですが、家庭での親御さんの躾と学校での教育がマッチした結果かと思います。
逆に「自分は挨拶しました」と言う主張が強い人は「挨拶とは相手に伝わら無いと意味がない」と言う点に思いを致して欲しい。
ただこれって昔からの習慣なので、出来てない人は中々出来ないんですよね...(何でも急には出来ない)
良い挨拶をするだけで何年も良い印象を持ってもらえるので、現在出来なくても是非意識して続けて欲しいです。

今年も新年度に入り、来季の新卒採用に向けて幾つかの学校を回って思う事は、きちんと挨拶をしてくれる学生さんが多いと言う事です。下校時刻に被ったりすると沢山の学生さんから「こんにちは!」「こんにちは!」と大きい声で言われます。
やや圧倒されつつ「こんにちは」と返しますが、これホント良い気持ちになります。
日本の未来は暗いと言う人が多いですが、これを見ると「いやいやそんな事は無い」と言う気持ちになります。
どうかこのまま続けて欲しいと思いますし、続けられる様にきちんと評価してあげる事が大事ですよね。
それと私も活きの良い挨拶をしようと思いました。( ^ω^ )


コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)