会社の目標

いよいよラスト1週間ちょい。
ここを過ぎると年末年始のお休みモードですね。
先月は〇〇不足が異常過ぎて、なんとも不気味な感じでした。今月も状況は変わりませんが、年末のバタバタ感が出てきて「師走だなぁ」と感じられます。

材料価格の今までに無い上昇ペース、これは様子見に入るかも?と予想していた通り11月はあまり良くなく、12月も厳しいかな?と思ってたんですが、12月に入ったらパンパンになっちゃいました。久々の追い詰められている感がキツイ...
うちのお客様は、年末年始の休止時期にメンテを行う職種が多いんだなぁと改めて感じています。
もう皆さん殺気立ってて、声や顔は笑っているんですが「間に合わせてね (^Д^)ゴルァ!!」ってな雰囲気が怖いっす(;´Д`)。
それでも何とか今週末で一段落しそうなので、前々からの宿題「会社の目標(スローガン的な)」を練ってみました。

うちの会社は製造業です。「職人」という言葉の意味が自分の技能によって物を作ることを職業とする人。と言う事なので、職人の集まった会社と言う事になります。
私自身仕事として20年以上、家業としての手伝いを含めると40年近く続けてきたお陰で色々と作れる様になりました。
万が一何かあっても、今身に付いている「職」で食べていけると思える位にはなりました。これって職人にとって目標の一つの様に思います。
「腕一本で生きて行く!」みたいな感じ。ですが、現在この様な考え方を貫く事は難しくなってますよね。思いが強過ぎると私の様にはみだしちゃう。
そんな人達にも、それを実現出来る場を与える事が私の目標の一つです。

また、出来る事が増えて(たまぁに)感謝されたり、自分の仕事が社会の役に立ってると実感出来る事が増えました。
この実感をうちの連中(同業の人にも)に味わってもらいたいです。

自分の技術で作った物が社会の利益に繋がる。使う人の事を考えて構想し作り出す事で、技術、更には自分自身も深めてくれる。
その考えを持った職人が集まった会社なんだって事を誇って貰えれば...と言う意味を込めて「自業利他」としてみました。
(色々な人に相談した時に、仏教用語で自利利他と言う言葉があると示され、それを参考にしました。)

技は業とも言えるし業って人間的な部分を表す言葉でもありますよね。
練磨された技術は自分自身を成長させてくれるし、「利他の精神」なんて言うと何ともおこがましいですが、我々の作る製品は様々な業界で人の生活の役に立っている。と言う事は、出来た時点で既に利他に繋がっているとも言えますよね。それに使う人の事を考えないと良い品物って出来ないし。
使う人の事を思って作る事は、製品の質を一段上げてくれて、更に自分の業(技)が深まる...良い循環で仕事し合えれば楽しいんじゃないかなぁ...

実現するには長い道のりだし、ゴールは無いのかもしれません。
直接人に感謝される様なシチュエーションはあまり無いので、他の人(社会)の役に立っていると言う実感を中々持ち難い。
ですが、それを感じ、その思いを社会に還元させる事が出来る粋な職人を増やしたいです。


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