2020年10月

10月6日、コロナの第二波が落ち着いてきた感じがありますね。
「感染したら仕方ない」という雰囲気がある一方で、感染者の特定、吊し上げがあるのも事実。大きく騒がず、冷静に対処していきたいです。

仕事の方は如何でしょう?
今の時期、良いと言われている業界は少ないですが、医療系、運送系辺りは好調の様です。
それと半導体関係は忙しいと聞きました。

求人の面ではどうでしょう。
今回の不況は女性の就業者が多い職種が厳しいと言われていますね。飲食業や宿泊業、イベント関連等、確かに女性が多そうですが、前述した様に我々の業界も三連休の所が多くなってきている等、転職希望者には厳しい状況で売り手市場だったのが買い手市場に変わったと言っても良いと思います。
転職希望だとしても現状では動けないでしょうし、企業側も現状で求人を出せるのは長期的な視点で動ける体力のある企業となると、その数も限られていると思えます。
少し前までは転職業界も物凄い勢いでしたが、現状は厳しい状況かと思います。

我々の業界で見ると今後はどうなるでしょうね。
低スキル、中スキル、高スキルと区分すると我々製造業は中スキル帯に属しますが、現状試作、多品種小ロットがメインの場合だと高スキル帯(専門職、技術職)に分類されるかもしれません。
現在はAI移行の過渡期にありますが、単純作業は前から機械化が進んでいました。現在の中スキル職の減少(低、高スキルの増加)は、それを如実に表わしてますね。

この先、機械に出来る事が増え続けていくのは最早既定事実。更に複雑な作業が機械化されていく中で低スキル帯に属する手仕事の分野、高スキル帯に属する技術、専門職の分野も徐々に侵食されて行くでしょう。
そんな流れの中で我々はどの様な武器を持って市場と向き合って行くか?
我々の業界での一例を考えてみると、一定レベル以上の技術力を持った人間の知見は、単純作業プラスアルファのライン構築に大いに有用でしょう。そしてそのラインの保持、改善にも有用ですね。

一定レベルの目安としては1級レベルの技術保持者で10年以上の職務経験がある人間と言った所でしょうか。それくらいの技術力と経験があれば今後も一先ず安泰と言えそうです。今後は、その技術にIT力を結び付けられると尚良いかと思います。
(機械加工の資格にIT系の資格があると転職にも有利になるのは間違いないと思います。)

自動化されて単純作業はやらなくても済む様になる反面、その空いた時間で何が出来るのか?人としての本当の真価が問われる時代になっていると言う事を改めて思いました。
この話題、私自身どうにも気になって同じ様な事ばかり書いてますね。

三連休の話しは普通に聞こえてきます。
金土日休みにすると月曜日のパフォーマンスが落ちるので水曜日を休みにしていると言う話しも聞きました。
雇用調整助成金が結構効いてる様ですが、その後はどうなるのか...
まだまだ動きは鈍く余談を許さない状況が続きますが、光がチラホラと感じられる様になって来ました。
現状を把握し、出来る事を確実に行う。まぁ当たり前の事と言えば当たり前の事で、いつも通りの事でもありますね。
頑張って乗り切って行きましょう。


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