シャフト加工

2月も中盤から終盤に差し掛かろうとしています。
たまには加工の話題。

SUS304 長さ520(φ40部分が50 φ25部分が470、φ40側の幅50mmがh7) 攪拌シャフトです。
うちでは定番のシャフトですが、今回は結構長かった。
切削のみで加工していますが、これくらいの品物になってくると機械自体の精度も重要です。加工機は20年選手ですが、まだまだ使えます。

偏心検査器で検査。
中心で2~3μと言った所。
写真だけだとイマイチ伝わらないので動画載せてみました。


μゲージだと回し方でも拾っちゃいますが、まずまずですね。

細長いシャフトの場合、まずはビビりのコントロール。
そして中央の振れをどうするか?が大事。
あまり考えなしで加工すると「ブォ~!」っと物凄い音が出ます(あれは鎮西の乙事主!みたいな?w)
振れについては、気をつけないと縄跳びの様に中央部が振れた状態で加工する事になって、出来上がった製品も中央部が振れる事になってしまいます。
要するに、そういう状態にならない様にして加工すればOK。
切削量、送り、周速、支持力...
それとポイントとなる点は両端センターの出来でしょうか。
何にしても上手く行って良かったです。と言うのはここのお客様、徐々にシャフトの長さが伸びてきてるんですよ(;´Д`)
「もうちょいイケる?」「もうちょいイケる?」と言う感じです(笑)
この感じだとまだイケそうですが...

来月はいよいよ年度末ですが、新型ウィルスが不気味な情勢ですね。
私は花粉症で、3~4日前から薬飲み始めたので、ちょっとボーっとしています(^_^;)
色々と難しい状況にある日本ですが、皆様頑張って行きましょう。


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