国家試験

10月になりました。
寒くなってきましたね。
もう週末台風止めてくれ~と思いますが(;´Д`)

さてちょっと前にFaceBookで上げたんですが、国家試験受けました。
私が1級、社員が2級。
仕事でバタバタだったので、全然練習が出来なかった&勉強もしない状態だったので無理かな?と思ってましたが私は何とか合格出来ました。
社員の方は実技は合格。学科は落ちちゃいました...

擁護する訳じゃないですが、学科の試験は難しかったです。旋盤以外の問題がかなり多かった。
試験後に過去問とか見たら、旋盤とは無関係とは言えないまでも、かなり離れた知識が問われる問題が出されるんですね。(ほぼ半数)
私は色々な会社さんや仲間と付き合ってるから何とか答えられましたが、普通に切削作業してるだけじゃ中々難しいと思います。
電気(抵抗やら電流やら)や安全に関しての問題から研磨、メッキと言った所まで実に幅広い範囲で出題されてました。これはしっかり対策しないと難しいと思います。
まぁバリ取りに使う砥石とかを調べてると砥石の事とかもボンヤリ頭に入るし、メッキ等も協力会社さんに教えてもらったり等、何でも興味持つって事は大事かもしれません。
製品カタログには技術資料も多く出てますよね、

「学科は座標計算でしょ?楽勝楽勝。社員も手打ちで鍛えてるから楽勝だろ?」と思っていたら本当に痛い目にあいました...「30分くらいで終わるかな?」なんて思っていましたが、時間一杯までかかっちゃいましたよ。1級は10人くらい受験者が居て最後まで座ってたのは私を含めて5人弱だったかな?
最後まで残っていた方、同じ位の年齢に見えたので「難しかったですね」と思わず話しかけちゃいました。
お互いに「難しかったですね~」と話し合うオヤジ二人...
席順から言って恐らくその人も合格していたと思います。(合否の番号はインターネットで確認可能)

やってみた感想は「非常に有意義」でした。
実技試験の監査員としてに来てくれた方は、なんと社員が新入社員の頃に汎用機の講習に来てくれた方でした。
その方曰く「普通は何度も練習してプログラムは覚える程になってる人が大半です」と仰ってました。「練習?全然してません」と言ったら呆れてたな(;´∀`)

私自身は「まぁ楽勝でしょ?」なんてかなりタカをくくっていたんですが、実技の試験もそれなりに難しかった。内外径、溝、ネジ、テーパー合わせ。全て組み込まれた良い題材だと思うし材質はS45C。寸法は±0.01程度。外観も重要な採点の対象ですが、バリ処理での(と言うか作業全体で)ヤスリ、ペーパーは禁止、磨きでのペーパー仕上げ(寸法調整)は禁止となるとムシレ等で白ボヤケ無い様に細部も気を使う。うるさいお客さんの図面って感じで終始気を張る必要があります。
試験と言う意味合いからは外れるかもしれませんが、実力を客観的に知るには丁度良い様に思いました。
私の見立てでは全くの素人から開始したとして、2級は3~5年くらい、1級は7年以上って感じです。
社員も実技は合格だったので、それなりに実力は付いていたみたいです。良かった良かった。
それも私の目から見てじゃなくて、客観的な視点での評価と言うのがミソですよね。

私自身も試験なんてもう何十年振りだろ?って位で、凄く新鮮でした。
おまけに合格させてもらってホント良いリフレッシュになりました。
疲れたけどね~もう超疲れた(苦笑)

ちょっと仕事がマンネリしてるって皆さん、意外とオススメですよ?


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