製粉シャフト手直し

令和になりましたね。
やっぱり昨日が今日になったと言う感じでした。(笑)
花粉も落ち着いて来たこの時期は良い季節ですよね。

それにしても有り難い事に取引量が増えていて軽トラでは厳しくなってきた...と言う事で1トン積み(AT)にレベルアップ!(中古です(;^ω^))
まぁ買い替えの大きな理由は軽トラがMTだったので女性陣は皆運転NGだった為ですが(;´Д`)
やっぱり軽と違ってガッチリ感が強いですね。
女性陣でも運転しやすい大きさ(5ナンバークラス)だし、レンタカーを借りる頻度が激減しますね。
上手く使わねば。

さて以前もちょっと紹介したローレットシャフトです。芋をすり潰して製粉するシャフトだそうです。
仲間からの仕事ですが、かれこれ二年目になります。
これは初回にお客様の図面を元に製作した新規品。(φ70-φ200-φ70、長さ853)
図面上、ローレットの段とφ70のストレート...

だったのですが、実は間違いでφ65、φ70、φ80の段付きだったんです(;´Д`)。(左側が手直し前)
と言う訳で手直しのご依頼。
溶接では幅があり過ぎて曲りが酷くなってしまいそう。溶接+修正時間を取るなら新規製作の方がマシと言う事になるかも...用途的にはベアリングの位置決めとの事。
だったらそれほど力がかかる訳では無い。と言う事でスリーブヤキバメでプラン決定。

サクっとスリーブ製作、ボォーっとヤキバメして旋削、キー溝加工で完成。

今回その他にも新規で8本いただいていました。
私もいくつか提案させていただき、図面書いて承認いただきました。
以前の物から多少加工しやすく使い易い物になったと思います。
初回は用途が良く解らなかったので、図面通り進めましたがお客様が機械の専門じゃない場合、本当はお邪魔して現場を見せてもらって打ち合わせした方が間違いないですよね。
こちらの現場は北関東なので問題無く行ける距離。今回納品する時は一度現場を見せてもらえればと思いました。
使い易い物をお客様と作り手と一緒に作り上げる。やっぱ「これ」ですよね。

当然お互いの信頼関係が大事。
初回から信頼関係と言うのも難しい話しですが、金属加工の仕事の場合、製品は嘘つきませんからね。品物を見て判断していただくのが一番かと思います。
ホームページだけでは伝わらないし、大体そこの会社で作って無い場合もある。お客様側も一度作り手の会社へ足を運ぶと良いのかもしれません。
後は不具合、解り易く言うと交差ハズレ等はきちんと申告する事でしょうか。
「こちら側は一切隠し事無いです」と言うスタンスで接し、お客様から「疑う余地が無いな」と思っていただく。
これがお付き合いの最初の段階でしょうか。
後は人柄も問題してくるかと思いますが、積み重ねですよね。互いにミスをする事も起こるかと思います。それも信頼関係があるからこそ互いに飲み込んで協力出来る。品物、仕事は嘘付きませんから。
だからこそ私の様な性格に難のある人間でも有り難い事にお客様が付いてくれてるんだと思っています。(お客様の皆様、生意気ばかり言ってスイマセン...)

令和の世も嘘の無い品物作り、仕事でお役に立てる様に尽力致しますので、よろしくお願い致します。


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