いつの間にか11月も中盤から終盤に差し掛かってきました。
朝夕は寒くなりましたね。
家で育ててる原木きのこが良い感じになってきました。
最近のコンビニの変化に皆さんも気付かれてると思います。
レジですが、セルフ会計になってませんか?店員は商品の読み取り等をするだけで会計は駅のキップ売り場の様なシステムになっていて、そこにお金を入れる(カード等を通す)。それを店員は見てるだけ。
これ、結構衝撃でした。(『お会計セルフレジ』を全国のセブン-イレブンに導入)
もう人要らないのでは?
そんな話しを妻にしてたら、「ユニクロも凄いよ、カゴをレジに持ってくと入ってる商品を自動でカウントして会計になる」と聞きました。
電子タグ(RFIDタグ)を利用してるんですね。同業のGUはもうちょっと簡略化されてる様ですが、同じ原理ですね。
RFIDは倉庫でも威力を発揮していて、在庫管理に非常に役立っている様です。
近い将来、棚卸しに人手は必要無くなるでしょうと言うか既にそうなっていても不思議じゃ無いですね。
このブログでも自動化についてはちょくちょく書いてます。(「未来工場への変化」)試作単品分野での自動化は現状難しく限定的との見解でしたが、徐々に波は迫っていると思います。
そう思わせるオークマの「ARMROID」。これ結構秀逸で個人的に非常に興味があります。
リースや割賦で買うとして一月あたりの経費は人一人雇うより安いです。勿論条件によりますが、ここまで安価になったかと思いました。
パッと見、障害が増えるので干渉を考慮すると使い方には注意が必要そうですが、ストッカーと合わせると良い具合に出来そうです。
現在の日本はやりたくない仕事を外国人に行わせている状況です。コンビニの店員、飲食店の店員、農業、漁業、建築現場、工場現場等々、単純作業に従事する外国人労働者は最早当たり前になりました。難しい仕事になるとまだ厳しい状況ですが、これって上記の自動化と似てませんか?
そして少し見ぬ間に眼を見張るレベルアップを遂げている。現状多くの日本人はその恩恵を享受している状態ですが、その日本人自体は一体何が出来るんでしょう?
コロナ禍での不景気で炙り出されつつある無駄とその排除、自動化作業と外国人労働者のレベルアップ。そして今の日本の状況。
「日本人自身で国を良くして行く」と言う観点から見ると、あまり明るい展望を抱けないのですが...
国の状態は国の責任では無いですよね。国が分裂して個人になる訳では無く個人の集合した状態、その個々人が最適と思う物を形にしたのが国だと思うのです。もし日本の状況が悪いのであれば、その責任はそこに集合している人全員の責任ですよね。
RFIDもARMROIDも上手く使えばうちの仕事でも適応させる事が出来そうだな、と思うと同時に3年後、5年後を考えた時、自動化のレベル、外国人労働者のレベルが同時進行で上がった時、そこに住んで恩恵を享受しているのは誰になるんだろう?と思わされた出来事でした。