経営に必要な物

私の知り合い関係の中でまた一人独立する方が居ます。
仲間内でもその方の事が話題に挙がりますが、さてどうなるかな?お手並み拝見と言った所ですね。

起業、もしくは継承する時に自分自身の内に「こうなる(する)」と言う方向性があると思います。これはよく言う「企業理念」とは少し違います。あえてそれを「目標」としましょう。
その目標は売上1億にするとか会社の規模を○○まで大きくすると言った具体的かつ再設定可能な物では無いはずで、一生かけても届かないかもしれない様な物だと思います。(逆に満足した時点で達成した事にもなってしまう。)

故に会社がどんな状況になってもこの目標を見失わ無ければ挑戦し続ける事が可能です。(この経営者の内にある目標に心から共感してくれる従業員が居ると、大きく前進出来るのかな?とも思います。)
どの様な目標であれ、それに向かって挑み続ける精神を持ち続ける事。これが会社を経営するに当たって一番必要な物では無いか?と思います。
私自身は作った分を給与に変える事、これが普通に実践出来る環境を作る事。これが本当に大事。そして気分良く仕事する事。
嫌だなぁと思う奴に作るの?(ヾノ・∀・`)ムリムリ。全く気が乗らないわwww(これを実現させるには、力をつける他無いので挑戦し続けてます。)

まぁその目標を目指して様々な施策を打つ訳ですね。
「チームワークを大事に」「個々の能力を伸ばす」等々。人を雇うとなると、共感しやすい目標が必要になりますよね。これが企業理念に当たるのかな。
うちは「自主、自立、自律」を掲げています。ここでも何度か書いてますね。
これを会社に当てはめると「ものづくりは人づくり」と言う事になります。これ、製造業では良く聞く言葉です。

かの松下幸之助氏は従業員に「松下電器は何をつくるところかと尋ねられたら、松下電器は人をつくるところです。併せて電気器具もつくっております。こうお答えしなさい」この様に言っていたそうです。彼が言う前にも同じ心境に達した方も多いと思いますが偉人が言うと説得力がありますね。
まぁ零細だろうが大企業だろうが根幹は変わらないと言うのが私の印象です。

ですが全部をひっくるめて昔から変わらないと言うのは少し乱暴ですね。
特に昔と大きく違うのがネット社会と言う事です。
昔は才ある人の声が大きく、それが規範となっていました。これは自由な意見を制約する一方で「それ」に従っていれば良いという楽な状態でもあった訳です。

才ある人が全体の1割程度だとしたら、それ以外の9割の声は?
昔は全く表に出てくる事は無かった9割の声がネットの普及によって鮮明になり、1割の声より大きくなっています。ここをどう捉えるか?
実際は才ある1割の声を9割の中の数割が代弁する構図も見られるので、昔と変わらない様にも思えます。
ただ匿名のSNSを見ていると楽な方の意見が多くの支持を受けている様に見えます。(匿名だとそうなるのかな(特に日本では))
人材が大事と言うのであれば、上記を考慮して進める必要がありますね。

そして成長(新規開拓)。経営にとって必須事項の一つ、新規開拓。
では新規顧客を獲得する上で必要な事ってなんでしょう?
ここでもネットを使った集客がメジャーですが、昔から言われる脆く儚いネット社会。これは今でも言える事だと思います。実際うちもネットからのお客さんはスポットだったり、一部の特殊な仕事だけと言う傾向にあります。
対して大きな柱として続いているのは、実際の人脈を生かした新規獲得です。人の繋がりで始まる取引は、その後も続く傾向にあります。

会社を運営するには色々な業種の人達と繋がりを持つ(取引する)必要があります。同業の会社へ出入りしている業者は商社を抜かすと、工具屋、材料屋、油屋等になります。
彼等と円滑な繋がりが出来ていれば、彼等が同業他社へ売り込んでくれます。彼等はこちらの事業とあちらの事業を知っているので、高い確率でマッチングします。マッチングする事でうちの売上も上がる、仕事が増える事で彼等の売上も上がる、紹介先も仕事が捗り売上が上がる。と正に三方良し。この流れは大きいと思います。日頃から出来るだけ彼等(大手と取引している「彼等」は特に貴重です)との関係を良くしておく事は非常に大事だと思います。
彼らに対しお客様意識を強く持って杜撰な対応する人結構いると思います。この辺は正しく人間力ですよね。

もちろんネットを利用した新規獲得がまったくダメと言う訳では無いです。実際協力会社はネットで見つける事が多いですし、強固な繋がりになっている会社さんもあります。
SNSでの発信は、うちの様な知名度の無い零細にとっては非常に大きな武器になりますしね。(運用は結構大変ですが...)
ネットで顧客獲得に成功したとしても、継続して行くには実際の交わりが必須ですよね。
これは発注側、受注側双方ともに言える事だと思います。良好な関係を築いてる会社はお互い行き来がある会社が多い。一回も顔を併せた事が無い会社さんの場合、長く続かない場合が多い。
最初から情の繋がりが希薄なネット繋がりは定期的なメンテナンスが凄く大事だと思います。怠ればすぐに瓦解してしまう。

最後は「技術を伴った信用」。
我々の仕事の場合は品物が繋がりの鍵ですから、やっぱり大事なのは「技術」。そしてそれを補完し信用を底上げする「納期」でしょうね。
この辺は説明不要ですが、これが出来てない会社結構多い。本当に良く聞くんだけど?なんで?
転注(天誅W)の大きな理由の一つでもあるので甘く見ないでキッチリやっていく事が大事かと。
逆から言えば「きちんと仕事していれば、情の繋がりが希薄でも継続して繋がる仕事」でもあります。これは製造業ならではですね。

長々書きましたが根底の「挑戦する事」を続けていくには、人を育て、新規開拓をする事は必須事項な訳です。
何の為に挑戦するのか?きちんと考え、準備し行動(挑戦)する。
これが経営に必要な物(事)なんじゃ無いかな?と思う次第です。


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