非鉄色々

9月ももう終わりですね。
ようやく一山越えてちょっと一息ついてます。
非鉄加工がちょっと多かったで纏めてみました。

先日からは64チタンの加工に入ってます。
前にもちょっと書きましたが、すっかり一般的な材料になりましたね。
外径φ180 厚み45 内径がちょっと厳しめのφ50±5μ
周速があまり上げられないので、加工時間がかかるのが難点と言えば難点でしょうか?
私自身のイメージですが、ひっかかり易い感じがするのでタップ加工がちょっと緊張しますね。
(タップ加工はいつも緊張しますが^^;)


うちには切断用途の機械が高速しか無いのでチタンの切断となるとこんな感じで突っ切るしか無いんですが、これも面倒と言えば面倒。

お次は、お客様からの支給材CAC402。

402と言うのはあまり経験ありませんでしたが、まぁまぁ形になりました。
同じ銅系の真鍮なんかよりは硬い感じです。406はよく加工しますが、この402も砲金の一種みたいです。
銅系は光物とか言って切粉が結構高く売れるんですが、砲金はイマイチですよね。
真鍮は結構高く売れるんですが、うちでは同じ銅系として混ぜちゃうので残念な値段になりがちです(;^ω^)。
ダイヤで仕上げるとキレイになりますね。

最後はアルミ
A5052パイプ材からです。

以前似たような加工をしましたが面粗度の点で少し躓いたので今回はちょっとオーバースペックになりますが上を狙って行きました。

Rz1.467。もうちょい行けそうだけど切粉の傷もケアしないとNGになるので、この辺が良い所かもしれませんね。

アルミや真鍮は簡単な材料という認識があったりしますし、実際に「アルミ?楽勝でしょ?」
みたいな事を言う人もいましたが、突き詰めて行くと結構難しい局面もあると思うんです。
傷付き易いですしね~(;´Д`)

非鉄も色々あって面白いですね( ^ω^ )。


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