少子化

近年日本の未来や政治について語る時、必ず話題に上がる少子化対策。
20〇〇年には1億人割れ等の数字を並べて危機感を煽る...得意のやつですね。
ただ、実際人が足りないのは現場の皆様は実感されてると思います。
多くの会社で「人が足りない」「誰か居ない?」と言う声が聞こえる昨今ですが、違った視点で見ると「人が足りない」=「多くの会社は仕事100%以上ある」って事になるのでは?これって悪い事??と思わなくも無い...

現状の少子化対策には長期的なビジョンが欠けている様に思えます。単純な人口増加策を採っている様に思える。外国人労働者の更なる受け入れ等は正にその最たる物かと思えます。もう少し深く考えないと文化の違いによる摩擦、貧富格差の拡大が起こってマズイ事になるのでは?(既に起こってる?)
まぁ政策についてはこの辺にしておきましょうか。

現状の不満を言っても我々を待ってくれる時間は無いので、現在の状況で勝負するしか無い訳です。
これだけ人不足となると考えるのは「自動化」。
うちでも出来るだけ機械を使って動く事を目指しています。

それにしても行き着く先は、機械があれば誰でも出来ると言う未来なんですかね?
既に工作機械メーカー推奨の能力以上に機械を使える会社(人)は少なくなってきています。
車の整備士が「今の整備士は診断機あてて部品交換だけ」と嘆くような状況が、機械加工の現場にも起きている訳です。
これで良いのか?良い訳無いと言う会社(人)も居ますが、少数。

ん?でも少数しか出来ないって事なら希少価値出て良いんじゃない?
我々が生き残るには「希少価値を高める事が大事」と言うのが先ず挙げられる訳ですしね。
持って行き方が肝要なのは当然ですが、方向性は悪くない。

そう考えると少子化もそうそう悲観する事でも無さそうです。
実際、こんな事を言ってる方もいらっしゃいますしね。
「少子高齢化のメリット」
「発想転換、「少子化」はデメリットだけじゃない。」

問題は希少価値を持つまでの過程、要するに「修行(嫌なこと)は極力避ける事が賢い生き方」とする思考かな?(この思考って今に始まった事では無いですが)
多様性云々を言う前に一つずつ積み上げる事、その様に進めて自力を高めて行く事。この大事さを改めて考えて欲しい。
我々も「票を入れる所が何処もない」と言う前にやる事がある訳ですね。
偉そうに言えた立場では無いですが...


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