梅雨明け宣言されました。今年は一層暑いらしい。
天気予報を見ると...ちょっとウンザリしちゃいますね。
7月はうちの決算月、これも毎年書いていますが今季も黒字で着地出来そうです。
これも偏にお客様、協力会社様、従業員の皆のお陰です。
本当にありがとうございました。
それにしても景気悪いですね。もう如実に悪い。
様々な媒体で「◯◯年以来の景気の悪さ」的な事が書かれています。
倒産件数も2014年以来の高い水準だそうです。
うちは色々な仕事をさせていただいているお陰で、まだ忙しい状態ですがこの先はどうなる事やら。
この様な不景気の時に「一社辺重はマズい」と良く言われます。
ただ我々の業界、仕事を一社に依存している会社は意外と多いですよね。
その会社さんも考えてやってる事で、この様な時の為に内部留保を厚くしてる事と思います。
儲けが出た時も上記事情があるので給与自体に大きな変化が無い訳です(他にも色々理由はありますが)。
この対極が多品種小ロットで色々な会社と取引のある会社ですね。
自社がどの様な形態なのか?理解しておく必要はあると思います。
選択してるのは自分でその責任は自分でしか負えないから...
一社辺重の場合、メインはリピート性の高い仕事もしくは中ロット以上の数の多い仕事になります。これはシステムを構築すれば技術力の低い人(安い人件費)でも回す事が可能になるので利益率は良い。
(競争相手が多い場合が殆どなので、価格勝負になりがちです。)
うちの様な多品種小ロットの場合、試作品や特注品が多く、数は1~10個以下。この仕事は難しい加工が多いです。(技術的、納期的)
ですが、これを行う事で割の良い仕事が回ってきます。
生産量が少ないと様々な理由で手を挙げる会社が少ないので、その仕事を行うと言う事自体に付加価値を付けられる。
難度の高い仕事程、その価値は高くなるし、その仕事を行った事により知見が貯まり会社の財産になる。(難しいと思える仕事もやってみると意外と出来てしまう物です)
加えて品物が営業してくれる感じになります。
生産量の少ない仕事を広告にして、生産量の多い仕事を得て利益を出す。
(このパターンは結構多いです)
短納期の仕事も技術力、対応力と言う価値が付きますね。
こうなると、様々に応用が効くので不況にも強くなれますし、例え一社偏重の状態でも転進が可能です。
短所は技術を身につけるまで長い時間がかかると言う所...
先月から若い子が二人入りまして、先輩から教えられて色々とやっています。(もう女性ばっかり)
教え方、難しいですよね。
教える方、教わる方、双方ともに伝える、理解すると言う能力(コミュ力)が求められます。
まだ20前で若いので伝わらない部分もありますが、できる限り伝えられれば...これも我々の責任ですね。