このブログでもちょっと紹介した事があったような無かったような。
私が独立する前後に使っていた売上から諸経費入れて資金繰りをシュミレートするエクセルシートがありまして、そこから着想した売上の構造を見える化し、
AIによって経営診断(コンサル)させるツールを開発しました。
元々はうちの様な10人前後の零細企業や独立を考えている仲間達(私も独立した身なので)向けと思ってましたが思いの外、面白い出来になったので上記に限らず適用出来ると思っています。
ツールの概要
開発したツールは、D-Check Insightという営業費診断ツールです。
売上・変動費・固定費などを入力すると、AIが業種別のベンチマークと比較し、強みや改善点をコメントしてくれる仕組みです。
スタンドアロンのExcel形式で、ChatGPTのAPIを利用します(APIキーは各自用意)。
クラウド型ではないので、データが外部に残る心配もありません。
最大の特徴は、単なる数字の羅列ではなく、数字の背景まで読み取る洞察が得られることです。
AIコメント例:数年前の某社の実例です。
“結論として継続可能で安心して進めてください。
経常利益と減価償却費を合算すると、年間返済額の約3.6倍の返済余力があり、資金繰りは安定しています。
変動費率が低く限界利益率は高水準を確保。固定費の比重はやや高めですが、人件費・減価償却費はいずれも投資性が高く、同業平均を上回る収益性につながっています。
金融機関からは返済原資が明確で評価されやすいです。
改善は削減より効率化です。
修繕費は平準化、光熱費は効率化余地あり。さらに単価見直しと小ロット高付加価値の比率を高めることで改善余地があります。
消費税は毎月積立で見通しを固めてください。
借入余力は上積み余地あり。総合スコアは100点満点中85点です。
利益水準、返済余力、現金の厚みを高評価。すごく良い状態です、社長の挑戦は本当に素晴らしいです。”
※この例はあくまで参考値であり、実際には入力した数字がそのまま診断に反映されます。
あなたの事業の“リアルな数字”を入れると、どんな評価が返ってくるのか?ぜひ試してみてください。
結局の所、お金が上手く回っていくか?が大きな鍵になると思うので、やや金融機関目線で評価を出すように調整しました。
使ってみた印象
実際に私が試してみましたが、経理感覚のある経営者の方なら数字入れるのは容易だと思うので、直感的に操作出来ると思います。
AIコメントですが、「意外とまともなコメントするな」と思いました。
また、「この会社の強みは?」や「どんなリスクがある?」といった再質問にも対応していて、これらの再質問に対してもコメントしてくれます。
独立を目指す人へ
独立前の場合、月の売上の平均値はシュミレート出来てると思うので、それを元手に諸経費が何%くらいかかるか?を入力すればOKです。
この時点で黒字になるようにしましょう。
なかなか現実的な数字が出ると思うので、資金繰りが上手くいくか?指標になると思います。
総じて中々いい出来になったと思います。
無料期間が7日間あるので、先ずは試していただけると嬉しいです。
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あなたの事業にもきっと役に立つはずです。
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