大鉄精工 ブログ
12月に入りました。いよいよ今年もあと僅か。
来年の4月には新卒の入社も決まっていてガンガン行くぞ！と言った所ですが、ちょっと気になる事もあったりします。
それはズバリ「やりがい」とは与えるモノか？
会社にもやりがいと言うか目的（目標）があります。勿論会社によって様々。会社の目標みたいな物はホームページに大体出ていると思います。
求職側はそれを見て興味のある会社を見学し説明受ける訳です。その上で「この会社はやりがいがあるかも？」と思って面接に進む。これが大筋の流れですよね。
経営者向けのセミナー等でも「従業員をヤル気にさせるのは会社の責任であり、その為にも会社側がやりがいを与えるべきである。」と言った内容が良く目に付きます。アドバイス的サイトやSNS上でも「やりがいを与えられない会社はダメ」みたいな主張をホントよく見かけます。
ただ、それぞれの会社に目的（やりがい）が有る様に、やりがいは人それぞれの物。
やりがいは人ぞれぞれで、与えられる物では無く自分自身の物である。と思ってましたが、これちょっと違うのかもしれません。
やりがいがある時はモチベーションが高い状態だと思います。となると、やりがいを感じられなくなるって事はモチベーションが落ちてる時とも言えそうです。
ずっとモチベーションが高い状態が続く訳じゃ無く、落ちる時もありますよね。その時が来たらどうするか？
「自分で考えろや」と言いたい所をぐっと堪えて．．．
成果と達成感はモチベーションの回復に役立ちそうです。
成果か．．．仕事って短期で成果を出せる物って少ないですよね。成果が出たとしても出た瞬間からそれは過去の物になって、新たな成果を出すために動き続けなければならない。
そして達成感を感じるには、それなりに時間をかける事（苦労）が必要ですよね。何の苦労も無く手に入れた物に達成感は感じられない。
普段はキツイキツイと言ってモチベーション上がらないのに、簡単な状況が続けば
「歯ごたえなくてヤル気出ない」ってなる┐(´∀｀)┌ﾔﾚﾔﾚ
まぁ苦労して成果を出したからこそ達成感を感じられる訳です。加えて達成した時に得られる物は仕事の成果や達成感だけでは無く、知識、経験は勿論、人脈や収入等、様々な物を手に入れる事が出来ます。手に入る物の大きさは、苦労の大きさに比例すると言っても良いかもしれません。
この達成感と言う感動を味わう為のプロセスの中にこそ「やりがい」があるのかもしれません。
まぁ成果が出なきゃ出ないで
「中々成果が出ないからヤル気出ない」となる訳ですが┐(´∀｀)┌ﾔﾚﾔﾚﾔﾚ
こう考えるとモチベーションが落ちる理由も何となく見えてきます。要するに挑戦すべき目標を見失っているんですよね。
今までやってきた事（仕事）は、既に手に入れた物（知識、経験含め）を使って今までより苦労せずに出来る様になってる訳ですから、感動（やりがい）が薄くなるのは当然。（はがねのつるぎを手に入れられるレベルの時にスライムと戦っても何の感動も無いですよね。）
んで今度は「難しすぎてヤル気出ない」ってなるんでしょ？┐(´∀｀)┌ﾔﾚﾔﾚﾔﾚﾔﾚ
この様に進めると「やりがい」って会社が個々の立ち位置を把握して導く事が結構大事なのかも？と思わずにいられません。（勿論、本人の気持ちが大事だと思います。）
厳しいな、無理かも？という事に挑戦してもらう様に導く事、自分が今どんな位置にいるか？って所を伝えてあげる事が大事．．．なのかな？
「Don’t think! Feel. It is like a finger pointing away to the moon. Don’t concentrate on the finger, or you will miss all that heavenly glory.」
何と言うか、ちょっと指先ばかり見てた様な気がします。
かと言って、与え続けるのも違うと思うんだよなぁ。何でもかんでも与え続けたら？「やりがい」と言う気持ちの部分も他者に依存しないとダメな人間を作る事にならない？
こちらの意図を理解してもらう為には言葉を尽くす必要があります… うぬぅ～難しい！
ブルースリーの様に達観するにはまだまだ修行が足りないですね。
まぁちと愚痴が漏れちまいましたがwww精進します。
追記
「Don’t think! Feel.」ここばかり注目されるので、「感じたままに行動するのが良い！」と言う解釈をされてる方が多いですが、その後を含めた全部が重要ですよね。感じたままに対応出来るくらい自己研鑽を重ねたら、後は考え過ぎず、その時その時で対応していこうって感じでしょうか。
