シャフトスリーブの加工なら大鉄精工

シャフトスリーブは、モーターやエンジン、ポンプといった回転軸を持つ機械に使用される重要な部品です。回転軸は、油や輸送する薬品などの液体の漏洩防止、異物の侵入防止などの為に、端部にシール材が用いられています。長期間シール材が回転軸に接触すると、シール材も回転軸も摩耗していきます。回転軸は長さがあり、機械内部で様々な部品と組み合わされているので、交換するには手間がかかり、コストも高くなります。それを避けるため、回転軸にスリーブを被せてから、シール材をスリーブに当てて使用しています。こうすることで、回転軸の摩耗を減らし、スリーブのみを外して交換できるので、メンテナンス性が高まり、コストが抑えられます。
シャフトスリーブは、回転軸と一体となって高速で回転するため、高い加工精度、幾何特性が要求されます。また、油や薬品の漏洩を防ぐシール材と常に接触するため、十分な耐摩耗性、耐腐食性なども要求されます。大鉄精工では、シャフトスリーブ加工におけるお客様からの高い要求に対し、ご満足いただける製品を作り続けてきた経験があります。加工から表面処理、精度管理まで当社において一元で行い、品質維持にも努めています。

メテコ16Cを使用したスリーブ

メテコ16Cを使用したスリーブ

セラミックを使用したスリーブ

セラミックを使用したスリーブ

ハードクロームメッキを使用したスリーブ

ハードクロームメッキを使用したスリーブ

大鉄精工は、高精度の旋盤加工技術と厳密な精度管理により、シャフトスリーブで要求される内外径の公差、振れ精度、真円度、同軸度、円筒度などを、高い次元でクリアーすることができます。難削材や特殊な素材の加工にも柔軟に対応します。
また、加工後の高周波焼き入れ、研磨仕上げ、セラミック溶射、メテコ16C溶射等を一貫して対応できる体制を協力会社様と共に作り上げてきました。耐摩耗性、耐腐食性を向上させるための処理についても、当社が一元で管理して行います。
精度管理においては、使用する三次元測定器や表面粗さ測定器などの自社保有の各種測定器に関して、温度管理した測定室内で使用し、定期的な校正を行うことで測定精度を保っています。
当社の加工技術と協力会社様の技術が合わさったシャフトスリーブは様々な業界で使用され、高い評価をいただいております。シャフトスリーブの加工から処理、精度管理まで当社で対応できますので、コストや納期などと合わせてご相談いただければ柔軟に対応いたします。お気軽にご相談ください。

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